夏空グラフィティ/青春ライン

生物股長( いきものがかり ) 夏空グラフィティ/青春ライン歌詞
1.夏空グラフィティ

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:江口亮

まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ


タイムマシンの 針を壞して
永遠の夏を 手に入れたんだ
泳げないなんて 知らなかったよ
不器用なふたりの 夏空グラフィティ
地球が呼吸を始めて 100秒たったら この海に飛び迂むよ
その瞬間(とき) きっと伝えるよ 笑っていて
止まらない この氣持ち あなたとなら 飛べるよ

まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは
あなたひとりだけだよ 抱きしめていて

寶物はね たくさんの想い出 笑いあえたら それだけでいい
砂がかかった あたしの頰を 照れた顏して はらってくれた
神樣の秘密のカバンから 夏だけ盜んで ふたりで並べよう
「いつまでも續けばいいのに」言ったでしょ
振り切れた この氣持ち 白い雲を 越えてく

はじけた真夏のトキメキのなかで
太陽逃げ出すまで遊んでいたいよ
この手を 青空(そら)まで連れていって欲しいのは
あなたひとりだけだよ ふたりでいたい

世界でいちばん大好きなあなたが
あたしのいちばん大切なひとだよ
その手を どんなときも信じているのは
あたしひとりだけだよ
まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは
あなたひとりだけだよ 抱きしめていて


2.青春ライン

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:江口亮

きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ 想いを 夢の先まで

夏のグランド 僕らは無邪氣に
白線を飛び越えていく
太陽さえも手が屆きそうで
何も怖くなかった

君と空に描いた
夢はいくつになるだろう
背中を叩いてくれた
その手を強く握った

そうさ きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっと ドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま 手を伸ばすよ
つなぐ 想いを 夢の先まで

窗邊の夕日を 指でなぞっては
小さな不安をつぶしていた
振り切るように うなずいた僕に
君は微笑ってくれた
指切りした約束を 今もふたり抱きしめて
確かに追い續けてく その手を離しはしない

そうさ きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 破っていく もう迷わない
ずっと ロマンティックな未來を探して
信じるまま 手を伸ばすよ
つなぐ 想いを 夢の先まで

きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 越えていくよ もう戾れない
そうさ きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっと ドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま 手を伸ばすよ
つなぐ 想いを
そうさ きらきらひかる 青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ 想いを 夢の先まで


3.蒼い舟

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊
編曲:湯淺篤

肩慣らしと笑ったこの聲は秘密めいた夢
黃昏に流れし友の聲が靜かに染み入る
風向きを味方につけただろう蒼きこの舟は
たおやかに身體を今包み靜かに走り出す

艷やかに舞った一筋の淚
見ないようにしてその目を隱してしまって
私たちがここに居る意味がここに在る
探したものも 失くしたものも
見えてたはずの自分も…

このまま悠久に續く時間にただ身を任せ
限りのない私の行く先をね 探そうか
もう僅かな不安にさえ
小さな幸せを願えるでしょう
世界は今日も確かに「今」と共に在る
ささやかな祈りが夕暮れに
溶け出して映し出してくように
あの日の私に今 手を振ろうか

ある出會いに導かれし夢の中で泳ぐとき
憂鬱の海、その先に見えた微かに光る雨

未來に散らばった數々の出會いや
避けること出來ない別れが恐くもある
大それたことなんて何も言えないけど
生まれた意味や 步んだ道よ
ここに居るのが自分だ

ここから始まる全ての未來圖は見えないけど
その先を棚引く風が背中を押して
さぁ今この風に搖られ
躊躇(ためら)いの淚に別れを告げ
果てしのない「私」見付ける旅へ出ようか
柔らかな願いが木漏れ日に
溶け迂んで溢れ出してくように
あの日の私が今微笑み返す